ソニーとソニー損保、ソニー生命、ソニー銀行の関係

ソニーグループ㈱は、企業集団であるソニーグループの最終の親会社であり、”グループ本社機能に特化した会社” である。2021年4月、ソニーが商号を変更し、ソニーグループ㈱となった。同時にソニーの子会社であるソニーエレクトロニクスがソニーと商号を変更している。

【 2021年4月 商号変更 】
ソニー → ソニーグループ㈱
ソニーエレクトロニクス → ソニー

この半年前の2020年9月、ソニーは金融事業の再編も併せて行っている。ソニーは上場する子会社であったソニーフィナンシャルホールディングスを完全子会社化した。1年後の2021年10月、ソニーフィナンシャルホールディングスはソニーフィナンシャルグループ(FG)と商号を変更し、現在に至る。

ソニーグループの6つの事業

ソニーグループは次に示す6つの事業を抱える。このうちソニー損保、ソニー生命、ソニー銀行は金融事業に含まれる。

【 ソニーグループ 6つの事業 】
・ゲーム&ネットワークサービス
・音楽
・映画
・エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
・イメージング&センシング・ソリューション
・金融
・その他

ソニー損保、ソニー生命、ソニー銀行の資本関係

ソニー損保、ソニー生命、ソニー銀行の資本関係をを下の図に示す(数字が議決権の割合)。

sony-fg-relations

「子会社」とは「親会社」が経営を支配している会社である(詳細は文末)。

※関連記事:ソニーグループの子会社と関連会社 一覧

ソニーフィナンシャルグループの5つの事業

上述のように、ソニーフィナンシャルグループ(FG)はソニーグループ㈱の完全子会社である。ソニーFGはソニーグループにおいて金融事業を統括する金融持株会社として機能する。

ソニーFGは2004年、ソニー損保、ソニー生命、ソニー銀行の親会社として設立された。ソニーFGは次の5つの事業を抱える。

・生命保険
・損害保険
・銀行
・介護
・ベンチャーキャピタル

ソニー損保

ソニー損保は、ソニーFGの完全子会社である。ソニーFGの5つの事業のうち、損害保険事業において中核をなす。正式名称は、ソニー損害保険。ソニーFGの損害保険事業における直近の業績は次の通り。

【 2021年3月 】
経常収益:1,324億円
経常利益:147億円

【 2022年3月 】
経常収益:1,409億円
経常利益:91億円

※関連記事:三井住友海上とあいおいニッセイ同和、三井ダイレクトの関係と違い

ソニー生命

ソニー生命は、ソニーFGの完全子会社である。ソニーFGの5つの事業のうち、生命保険事業において中核をなす。正式名称は、ソニー生命保険。ソニーFGの生命保険事業における直近の業績は次の通り。

【 2021年3月 】
経常収益:2兆162億円
経常利益:527億円

【 2022年3月 】
経常収益:1兆9800億円
経常利益:552億円

ソニーFGにおいて、生命保険事業は最大規模を誇る。2022年3月期のソニーFGの経常収益は2兆1,901億円であった。生命保険事業の経常収益は1兆9800億円であり、全社の約9割を占めている。また、ソニーFGの従業員およそ1万2千人のうち約7割が生命保険事業に携わっている。

ソニー生命は、ソニーライフ・コミュニケーションズなどを傘下に抱える。

※関連記事:第一生命と第一フロンティア生命、ネオファースト生命の関係と違い

ソニー銀行

ソニー銀行は、ソニーFGの完全子会社である。ソニーFGの5つの事業のうち、銀行事業において中核をなす。ソニーFGの銀行事業における直近の業績は次の通り。

【 2021年3月 】
経常収益:528億円
経常利益:113億円

【 2022年3月 】
経常収益:612億円
経常利益:169億円

ソニー銀行は、ソニーペイメントサービスなどを傘下に抱える。

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親会社と子会社、関連会社とは

「親会社」「子会社」もしくは「その他の関係会社」「関連会社」の関係を下の図に示す(数字は議決権の所有割合)。これらを全てまとめて「関係会社」と呼ぶ。

資本関係説明

基本的に、図に示す議決権の所有割合によって関係が決まることが多い。ただし、その会社の重要性や具体的な関係などを考慮する場合もあり、常に議決権の所有割合によって決まる訳ではない。

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