SBIホールディングスってどんな会社? 事業内容と将来性【企業研究】

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SBIホールディングスの事業について見ていく(2022年3月時点)。

SBIホールディングスの経営理念

SBIホールディングスは次の5つ経営理念を掲げる。

・正しい倫理的価値観を持つ
・金融イノベーターたれ
・新産業クリエーターを目指す
・セルフエボリューションの継続
・社会的責任を全うする

SBIホールディングスの沿革

SBIホールディングスは1999年、ソフトバンク・ファイナンスの子会社であるソフトバンク・インベストメントとして設立された。2000年、大証ナスダック・ジャパンに上場を果たす。

2005年、ファンド運営事業などを分割し、子会社のSBIベンチャーズに継承。ソフトバンク・インベストメントは社名をSBIホールディングスと変更し、持株会社体制に移行した。SBIベンチャーズは現在のSBIインベストメントである。

現在、SBIホールディングスとソフトバンクグループの間に資本関係はない(後述)。

上場会社としてのSBIホールディングスと業種

SBIホールディングスは東証プライム市場に上場し、業種は「金融・保険業」の「証券、商品先物取引業」に分類される。「証券、商品先物取引業」には次の上場会社が名を連ねる。

・野村HD
・SBIHD
・大和証券G本社
・マネックスG
・東海東京フィナンシャル・HD
・岡三証券G
・HSHD

SBIホールディングスの業績と従業員の給与水準

SBIホールディングスの業績は次の通り。(※収益:おおむね売上高に相当する)

【 2022年 3月期 】
収益:7,636億円
純利益:3,668億円
純利益率:48.0%

従業員の給与水準は次の通り。

従業員数:203人
平均年齢:39.7歳
平均年間給与:868万円

SBIホールディングスは持株会社である。SBIグループの連結従業員1万7千名のうち、SBIホールディングスに属するのは1%にあたる203名に過ぎない。

SBIホールディングスの将来性

ここでは成長性分析を通じて、SBIホールディングスの将来性を占う。成長性分析では、売上高成長率と純利益増加率、総資産成長率、従業員増加率を用いる。

◆ 過去5年の売上高の推移は次の通り。売上高成長率は126.6%であった。

[ 億円 ] 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月
売上高 3,370 3,514 3,681 5,411 7,636

◆ 過去5年の純利益の推移は次の通り。純利益増加率は685.8%であった。

[ 億円 ] 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月
純利益 467 525 375 811 3,669

◆ 過去5年の総資産の推移は次の通り。総資産成長率は293.3%であった。

[ 億円 ] 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月
総資産 45,360 50,341 55,132 72,086 178,382

◆ 過去5年の従業員数の推移は次の通り。従業員増加率は224.5%であった。

[ 人 ] 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月
従業員数 5,391 6,439 8,003 9,209 17,496

SBIホールディングスは4つの指標の全てで著しい成長を示している。2022年3月期の純利益は多額の評価益を計上したため。

SBIホールディングスの事業セグメント

SBIホールディングスはグループとして、次の3つのセグメントで事業を展開する。SBIグループは、子会社493社、持分法適用会社62社で構成される。

・金融サービス事業
・アセットマネジメント事業
・バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業

「金融サービス事業」が最大事業であり、連結従業員1万7千名のうち、1万4千名が従事する。ただし、収益では「金融サービス事業」「アセットマネジメント事業」にそん色はない。

【 セグメント収益 】
金融サ:3,961億円
アセット:3,178億円
バイオ:99億円

「バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業」は収益99億円を超える118億円の損失(赤字)を計上している。

金融サービス事業

「金融サービス事業」は、証券・銀行・保険を中心に金融商品や関連するサービスを提供する。

主な子会社として、次の会社が挙げられる。

・新生銀行
・SBI証券
・SBI生命保険
・SBI損害保険
・SBI FXトレード
・SBIマネープラザ

主な関連会社として、住信SBIネット証券が挙げられる。

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アセットマネジメント事業

「アセットマネジメント事業」は、投資事業、海外金融サービス事業、資産運用サービス事業を展開する。

主な子会社として、次の会社が挙げられる。

・SBIキャピタルマネジメント
・SBIインベストメント
・SBI貯蓄銀行
・SBIアセットマネジメント
・SBI地銀ホールディングス など

バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業

「バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業」は、医薬品、健康食品及び化粧品等の開発・販売や、メディカルインフォマティクス事業を展開する。

主な子会社として、次の会社が挙げられる。

・SBIファーマ
・SBIアラプロモ
・SBIバイオテック など

SBIホールディングスとソフトバンクグループ

2006年、ソフトバンク(現ソフトバンクグループ)は全てのSBIホールディングス株を売却した。現在のSBIホールディングスの大株主の状況は次の通り。

大株主の名称 所有株式数の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 17.32
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 6.06
ノーザン トラスト カンパニー(エイブイエフシー)アカウント ノン トリーテイー 5.25
ザ バンク オブ ニューヨーク メロン 140051 4.39
ザ バンク オブ ニューヨーク メロン 140042 2.90
北尾 吉孝 1.63

第6位の大株主である北尾吉孝は、SBIホールディングスの代表取締役 会長 兼 社長である。

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