りそな銀行と埼玉りそな、関西みらい、みなと銀行の関係と違い

2019年に現在の体制となったりそなグループの成り立ちには大きく2つの流れがある。

1つは、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行らで構成された、りそなホールディングス(HD)。もう一方は、三井住友フィナンシャルグループ(FG)の子会社であった関西アーバン銀行とみなと銀行である。

りそな銀行と埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行の資本関係

りそな銀行と埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行は、下の図のような体制となっている(2021年4月時点、数字は議決権の所有割合)。

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「子会社」とは「親会社」が経営を支配している会社である(詳細は文末)。図の体制は2021年、関西みらいフィナンシャルグループ(FG)の上場廃止により成立した。

※詳細記事:りそなホールディングスの子会社と関連会社 一覧

りそな銀行と埼玉りそな銀行

りそな銀行と埼玉りそな銀行はりそなHDの直接の子会社である。

りそな銀行は都市銀行である。大阪市に本店を置き、3メガバンクに次ぐ規模を有する。また、りそな銀行は単独で信託銀行業務を行う(信託併営)。

※メガバンク:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行。

埼玉りそな銀行は「その他」とされており、所管は都市銀行のように金融庁ではなく、地方銀行と同じ関東財務局となっている。埼玉りそな銀行はさいたま市に本店を置き、埼玉県全域を営業の地盤とする。

都市銀行と数えられることもある埼玉りそな銀行であるが、掲げるのはあくまで「埼玉県の皆さまに信頼され、地元埼玉とともに発展する銀行」であり、「地域密着型金融の推進」に努めるとしている。

関西みらいフィナンシャルグループ

関西みらいFGはりそなHDの直接の子会社である。関西みらいFGの子会社である関西みらい銀行は地方銀行、みなと銀行は第2地方銀行となっている。

関西みらいFGは2017年、りそなHD傘下で近畿大阪銀行を子会社として設立された。2018年、関西みらいFG傘下に三井住友FG傘下の関西アーバン銀行、みなと銀行が加わる。2019年には近畿大阪銀行と関西アーバン銀行が合併して現在の関西みらい銀行が成立した。

近畿大阪銀行 + 関西アーバン銀行 → 関西みらい銀行

りそなグループの拠点

りそなグループ各社は近畿地方に本社や本店を持つ。

りそなHD
東京本社:東京都江東区
大阪本社:大阪府大阪市

りそな銀行 本店:大阪府大阪市
埼玉りそな銀行 本店:埼玉県さいたま市
関西みらい銀行 本店:大阪府大阪市
みなと銀行 本店:兵庫県神戸市

親会社と子会社、関連会社とは

最後に「親会社」「子会社」もしくは「その他の関係会社」「関連会社」の関係を下の図に示す(数字は議決権の所有割合)。これらを全てまとめて「関係会社」と呼ぶ。

資本関係説明

基本的に、図に示す議決権の所有割合によって関係が決まることが多い。ただし、その会社の重要性や具体的な関係などを考慮する場合もあり、常に議決権の所有割合によって決まる訳ではない。※より詳細な記事はコチラ

関連:三井住友銀行とSMBC日興証券、住信SBIネット銀行の関係と違い

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