三井住友銀行とSMBC日興証券、住信SBIネット銀行の関係と違い

三井住友銀行とSMBC日興証券、住信SBIネット銀行との関係に加え、関連する三井住友信託銀行やSMBC信託銀行なども見ていく(2021年3月時点)。

三井・住友財閥に由来する金融機関の資本関係

各社の資本関係を示す(数字は議決権の所有割合)。大きく分けて三井住友フィナンシャルグループ(FG)、三井住友トラストホールディングス(HD)、SBIホールディングス(HD)の3企業グループが挙げられる。

SmbcSumiTrustSbiRelation

「子会社」とは「親会社」が経営を支配している会社である。「関連会社」とは「その他の関係会社」が重要な影響を与えることができる子会社以外の会社である(詳細は文末)。

三井住友FGと三井住友トラストHDの違い

三井住友FGと三井住友トラストHDは、成り立ちから異なる完全な別会社である。

三井住友FGはさくら銀行(太陽神戸三井銀行=三井銀行+太陽神戸銀行)、住友銀行わかしお銀行(太平洋銀行)の合流により成立した。

一方、三井住友トラストHDは、中央三井トラストHD(三井信託銀行+中央信託銀行+さくら信託銀行)、住友信託銀行の合流により成立した。

三井住友FGはグループ内に信託銀行であるSMBC信託銀行を抱え、三井住友トラストHDの中核である三井住友信託銀行とは競合する関係となっている。

三井住友フィナンシャルグループ

SMBC日興証券と三井住友銀行は、ともに三井住友FGの完全子会社である。このようなSMBC日興証券、三井住友銀行の関係を兄弟会社という事もある。

同じ「日興」を冠した日興アセットマネジメントという資産運用会社があるが、こちらは三井住友トラストHDの子会社である。日興アセットマネジメントは、1959年に日興證券より分離独立した旧 日興證券投資信託委託である。また、日興證券は1920年に日本興業銀行によって設立された。

※関連記事:三井住友銀行の親会社と子会社、関連会社 一覧

三井住友トラストホールディングス

三井住友信託銀行は、三井住友トラストHDの完全子会社である。三井住友信託銀行の兄弟会社として前述の日興アセットマネジメントや三井住友トラスト・アセットマネジメントなどが挙げられる。

住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBI HDとの50:50の合弁会社である。住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBI HDの関連会社であり、三井住友信託銀行とSBI HDは、住信SBIネット銀行のその他の関係会社である。

SBIホールディングス

前述のようにSBI HDは、住信SBIネット銀行を通じて三井住友トラストHDと協業関係ある。一方でSBI HDは三井住友FGとの協業も行っている。

例えば三井住友FGはSBIネオモバイル証券に出資している。三井住友FGとSBIネオモバイル証券は、三井住友FGがその他の関係会社、SBIネオモバイル証券が関連会社という関係である。

親会社と子会社、関連会社とは

「親会社」「子会社」もしくは「その他の関係会社」「関連会社」の関係を下の図に示す(数字は議決権の所有割合)。これらを全てまとめて「関係会社」と呼ぶ。

資本関係説明

基本的に、図に示す議決権の所有割合によって関係が決まることが多い。ただし、その会社の重要性や具体的な関係などを考慮する場合もあり、常に議決権の所有割合によって決まる訳ではない。

関連:りそな銀行と埼玉りそな、関西みらい、みなと銀行の関係と違い

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