アイシングループ主要〇〇社とは【13社や6社などの違い】

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アイシン(旧 アイシン精機)を中核とする企業グループであるアイシングループ。その中でもアイシンと傘下の主要なグループ会社は「主要〇〇社」など呼ばれる。これはアイシングループが定める公式の枠組みであり、グループ企業の序列ともみなせる。

ここでは歴史的に移り変わるアイシングループの主要企業を見ていく(2022年3月時点)。

2017年以前 アイシングループ主要6社

2017以前の枠組みであるアイシングループ主要6社は次の通り。この中で現存する会社は6社中4社である。

・アイシン精機(現 アイシン)
・アイシン高丘
・アイシン化工
・アイシン・エィ・ダブリュ(現 消滅)
・アイシン・エーアイ(現 消滅)
・アドヴィックス

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2018年 アイシングループ主要14社

2018年のみ存在した枠組みであるアイシングループ主要14社は次の通り。前年までの主要6社に8社が新たに加わった。

・アイシン精機(現 アイシン)
・アイシン高丘
・アイシン化工
・アイシン・エィ・ダブリュ(現 消滅)
・アイシン軽金属
・アイシン開発
・アイシン機工
・アイシン・エーアイ(現 消滅)
・アイシン辰栄
・アイシン・エィ・ダブリュ工業(現 アイシン福井)
・豊生ブレーキ工業
・アドヴィックス
・シロキ工業
・アート金属工業

2019年~2020年 アイシングループ主要13社

2019年~2020年の2年間存在した枠組みであるアイシングループ主要13社は次の通り。アイシン・エーアイはアイシン・エィ・ダブリュに吸収合併され消滅した。このため、2018年より1社減って13社となっている。

・アイシン精機(現 アイシン)
・アイシン高丘
・アイシン化工
・アイシン・エィ・ダブリュ(現 消滅)
・アイシン軽金属
・アイシン開発
・アイシン機工
・アイシン辰栄
・アイシン・エィ・ダブリュ工業(現 アイシン福井)
・豊生ブレーキ工業
・アドヴィックス
・シロキ工業
・アート金属工業

「主要」という文言が用いられたのは、この枠組みが最後であった。

2021年~ グループ4社、グループ12社

2021年、アイシン精機は最大子会社であるアイシン・エィ・ダブリュを吸収合併し、社名をアイシンに変更した(アイシン・エィ・ダブリュは消滅)。2017年までの主要6社の現存企業をグループ4社、2020年までの主要13社の現存企業をグループ12社としている。

グループ4社
・アイシン
・アイシン高丘
・アイシン化工
・アドヴィックス

グループ12社
・アイシン
・アイシン高丘
・アイシン化工
・アイシン軽金属
・アイシン開発
・アイシン機工
・アイシン辰栄
・アイシン福井
・豊生ブレーキ工業
・アドヴィックス
・アイシンシロキ
・アート金属工業

※アイシン・エィ・ダブリュ工業は2022年に社名をアイシン福井に変更。シロキ工業は2023年4月に社名をアイシンシロキに変更。

全ての時代においてアイシングループの主要企業の枠組みはアイシン(旧 アイシン精機)+子会社で構成される。トヨタグループ主要〇〇社のように関連会社は含まない。

※トヨタグループ主要〇〇社の枠組みにはダイハツ工業や日野自動車などの子会社の他に、デンソーやアイシンなど関連会社も含まれる。

アイシングループ12社のランキング

就活用の口コミサイト「就活会議」では、社員・元社員により「年収」「スキルアップ」「福利厚生」「将来性」などの評価項目を集計し、数値化している。ここではアイシングループ12社について、総合評価のランキングを掲載する。

順位連結子会社総合評価
1アイシン3.5
2アイシン高丘3.4
3アイシン開発3.3
4アイシン機工3.2
4アイシン福井3.2
4豊生ブレーキ工業3.2
4アート金属工業3.2
8アイシン化工3.0
8アイシン軽金属3.0
8アイシン辰栄3.0
8アドヴィックス3.0
12アイシンシロキ2.8

親会社のアイシンが順当のトップとなった。アイシン高丘やアイシン開発などもアイシンとそん色ない評価となっている。評価の詳細や、口コミの内容は以下の出典サイトにて。

【出典】
企業の口コミ、ES・面接情報が見れる「就活会議」
・就活生向け。
・社員や元社員・内定者の口コミや評価を掲載。
・無料、ログイン必要。

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