三菱電機って何の会社? どんな会社? 事業内容と企業研究

三菱電機の事業について見ていく(2022年3月時点)。

三菱電機の沿革

三菱電機は1921年、三菱造船(現 三菱重工)神戸造船所の電機製作所を継承し、創立された。1949年、東証に上場を果たす。会社設立以降、社名の変更もなく大型の買収や再編もなく、現在に至る。

上場会社としての三菱電機と業種

三菱電機は東証プライム市場に上場し、業種は「製造業」の「電気機器」に分類される。「電気機器」には三菱電機の他、次の上場会社が名を連ねる。

・日立製作所
・ソニーグループ
・パナソニックHD
・富士通
・キヤノン
・東芝
・日本電気 など

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三菱電機の業績

コニカミノルタの売上高は4兆円を超える規模を誇る。営業利益は2,000~3,000億円で推移しており、営業利益率は1桁台にとどまる。

【 2022年 3月期 】
売上高:4兆4,768億円
営業利益:2,521億円
営業利益率:5.6%

三菱電機の事業セグメント

三菱電機はグループとして、次に示す6つのセグメントで事業を展開する。三菱電機グループは三菱電機の他、連結子会社203社、持分法適用会社39社で構成される。※関連記事:三菱電機の子会社と関連会社 一覧

・重電システム
・産業メカトロニクス
・情報通信システム
・電子デバイス
・家庭電器
・その他

2022年3月期におけるセグメント別の売上高は次の通り。( )内は三菱電機の売上高に占める各セグメントの割合。

【 セグメント別 売上高と割合 】
・重電システム:1兆2,381億円(27.7%)
・産業メカトロ:1兆4,604億円(32.6%)
・情報通信シス:3,541億円(7.9%)
・電子デバイス:2,414億円(5.4%)
・家庭電器:1兆1,448億円(25.6%)
・その他:6,763億円(15.1%)

重電システム、産業メカトロニクス、家庭電器で1兆円を超える売上を計上している。またセグメントに大きな偏りはない。

なお全社消去分を含むため、セグメント別の売上高の合計は全社の売上高と一致せず、割合の合計は100%とならない。次にセグメント別の営業利益を示す。

【 セグメント別 営業利益と割合 】
・重電システム:622(24.7%)
・産業メカトロ:968(38.4%)
・情報通信シス:147(5.8%)
・電子デバイス:168(6.7%)
・家庭電器:710(28.2%)
・その他:220(8.7%)

セグメント別の売上高の割合と比較すると、産業メカトロニクスへの依存がやや大きくなっている(38.4%)。また営業利益率が10%を超えるセグメントが無かった反面、赤字を計上するセグメントもない。

セグメント別の営業利益の合計は全社の営業利益と一致せず、割合の合計は100%とならない。各セグメントの事業内容は次の通り。

◆ 重電システム
タービン発電機、原子力機器、変圧器、遮断機、大型映像表示装置、ネットワークカメラ・システム、エレベータ、エスカレータ、ビルセキュリティシステムなどの事業を展開する。

◆ 産業メカトロニクス
プログラマブルコントローラ、インバータ、電動機、ノーヒューズ遮断機、無停電電源装置、レーザー加工機、自動車用電装品、ADAS関連機器、カーエレクトロニクス・カーメカトロニクスなどの事業を展開する。

◆ 情報通信システム
衛星通信装置、人工衛星、レーダー装置、アンテナ、誘導飛しょう体、情報システム関連機器、システムインテグレーションなどの事業を展開する。

◆ 電子デバイス
パワーモジュール、高周波素子、光素子、液晶表示装置などの事業を展開する。

◆ 家庭機器
ルームエアコン、圧縮機、冷凍庫、換気扇、電気温水器、IHクッキングヒータ、LED電球、液晶テレビ、冷蔵庫、扇風機、空気清浄機、掃除機、電子レンジなどの事業を展開する。

◆ その他
資材調達、物流、不動産、広告宣伝などをその他としている。

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