DeNAって何の会社? 事業内容と企業研究

ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)の事業について見ていく(2022年3月時点)。

DeNAの沿革

DeNAは1999年、オークションサイトの企画・運営を目的として設立された。2004年にモバオクを開始、2005年に東証マザーズに上場を果たした。

2011年に横浜ベイスターズを買収、2016年には横浜スタジアムを買収する。2017年、Pococha(ポコチャ)のサービスを開始した。

上場会社としてのDeNAと業種

DeNAは東証プライム市場に上場し、業種は「サービス業」の「サービス業」に分類される。「サービス業」にはDeNAの他、次の上場会社が名を連ねる。

・日本郵政
・電通グループ
・リクルートホールディングス
・楽天グループ
・パーソルホールディングス
・セコム
・博報堂DYホールディングス など

DeNAの業績と従業員の給与水準

DeNAの売上高は近年、1,000億円を超える水準で推移する。利益は比較的高い水準で維持しているが、2020年3月期には500億円に迫る最終損失を計上した。

【 2022年 3月期 】
売上高:1,309億円
営業利益:115億円
営業利益率:8.8%

従業員の給与水準は次の通り。

従業員数:1,264人
平均年齢:36.8歳
平均年間給与:850万円

DeNAの事業セグメント

DeNAはグループとして、次の5つのセグメントで事業を展開する。DeNAグループは、連結子会社33社、持分法適用関連会社34社、持分法適用共同支配企業1社で構成される。

・ゲーム事業
・スポーツ事業
・ライブストリーミング事業
・ヘルスケア事業
・新規事業・その他

2022年3月期におけるセグメント別の売上高は次の通り。( )内は連結売上高に占める各セグメントの割合。連結売上高の半分以上をゲーム事業が占める。またゲーム事業とライブストリーミング事業の2事業で全体の8割を占める。

ゲーム:747億円(57.1%)
スポーツ:147億円(11.2%)
ライブストリーミング:347億円(26.5%)
ヘルスケア:30億円(2.3%)
新規事業・その他:39億円(2.9%)

2022年3月期は、スポーツ事業、ヘルスケア事業、新規事業・その他の3事業において赤字であった。スポーツ事業の赤字が最も大きく、26億円の損失となっている。

調整額を含むため、セグメント別の売上高の合計は連結売上高と一致せず、割合の合計は100%とならない。各セグメントの事業内容は次の通り。

ゲーム事業

モバイル向けのゲーム関連サービス:モバゲーなどのゲームアプリを国内外で配信している。DeNAの他、子会社であるDeNA Games Tokyoなどがこのセグメントに属する。

スポーツ事業

スポーツ関連サービス:横浜DeNAベイスターズや川崎ブレイブサンダース、横浜スタジアムの運営を行っている。DeNAの他、子会社である横浜DeNAベイスターズや川崎ブレイブサンダースなどがこのセグメントに属する。

ライブストリーミング事業

ライブストリーミング関連サービス:PocochaやIRIAMなどを国内外で展開している。DeNAの他、子会社であるIRIAMなどがこのセグメントに属する。

ヘルスケア事業

ヘルスケア関連サービス:kencomやMYCODEなどを国内向けに手掛けている。DeNAの他、子会社であるDeNAライフサイエンスやDeSCヘルスケアなどがこのセグメントに属する。

新規事業・その他

新規事業及びその他のサービス:モバオクなどのEC事業などを国内で展開している。DeNAの他、子会社であるモバオクなどがこのセグメントに属する。

なおモバオクはDeNAの子会社(66.6%)であるが、同時にKDDIの関連会社(33.4%)でもある。DeNAとモバオクはDeNAが親会社、モバオクが子会社という関係、KDDIとモバオクはKDDIがその他の関係会社、モバオクが関連会社という関係である。

企業研究 何の会社? シリーズ
業界研究をするなら 東洋経済 vs. 日経
業界研究をするなら、次の2冊がおすすめ。どちらを選ぶかはお好みで。
会社四季報 業界地図」は、会社四季報や週刊東洋経済で有名な東洋経済新報社による1冊。174業界、4080社についてまとめられている。業界地図としては11年連続で売上No.1。
日経 業界地図」は、言わずと知れた日本経済新聞社による1冊。181業界、4300の企業や団体についてまとめられている。掲載ボリュームは東洋経済を凌駕する。
かいとビジネス
タイトルとURLをコピーしました