ヤマザキパンと不二家、サーティワンアイスクリームの関係

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山崎製パン(ヤマザキパン)は製パンで国内最大手であり、菓子やコンビニにも進出している。売上高は1兆円を超える規模で推移し、食品メーカーとしても大手の一角である。ここでは山崎製パンと傘下のグループ会社との関係を見ていく(2023年12月時点)。

山崎製パンと不二家、B-Rサーティワンアイスクリーム、日糧製パンの資本関係

山崎製パングループを形成する主要な企業の資本関係を図に示す(数字は議決権の所有割合)。

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「子会社」とは「親会社」が経営を支配している会社である。「関連会社」とは「その他の関係会社」が重要な影響を与えることができる子会社以外の会社である(詳細は文末)。

※関連記事:山崎製パンの子会社と関連会社 一覧

不二家と山崎製パン

不二家は、ミルキーなどで知られる製菓の大手である。売上高は1,000億円規模で推移し、単純計算で山崎製パンの売上の1割を占める。不二家と山崎製パンは、不二家が子会社、山崎製パンが親会社という関係である。

山崎製パンと不二家はともに上場会社であるため、親子上場となっている。2008年、上場会社である不二家が山崎製パンに対して第三者割当増資を実施し、子会社化(買収)された。不二家の取締役のうち、会長、副会長、専務2人が山崎製パンの出身者となっている(2023年12月時点)。

山崎製パンは次の3つのセグメントで事業を展開する。不二家は山崎製パンの食品事業に属する。

食品事業
・流通事業
・その他事業

食品事業には不二家の他に、サンデリカ、ヤマザキビスケット、東ハト、ヴィ・ド・フランス(VIE DE FRANCE)、イケダパンなどの子会社が食品事業に属する。

※関連記事:不二家の子会社と関連会社 一覧

B-Rサーティワンアイスクリームと不二家

B-Rサーティワンアイスクリームは、サーティワンアイスクリームもしくはバスキン・ロビンスで知られる、アイスクリーム販売会社である。

B-Rサーティワンアイスクリームと不二家は、B-Rサーティワンアイスクリームが関連会社、不二家がその他の関係会社という関係である。B-Rサーティワンアイスクリームは親会社を持たない。

B-Rサーティワンアイスクリームは、不二家乳業からの原料購入や、不二家神戸への製造委託などで不二家グループ各社との関係を持つ。また、不二家がサーティワンアイスクリームの店舗を運営する場合もある(フランチャイズ契約)。

1973年に不二家が米国バスキン・ロビンス社と合弁で設立したビー・アールジャパンが、現在のB-Rサーティワンアイスクリームの起源である。現在も合弁の状態が続いており、ダンキンブランズインターナショナルホールディングスがもう一方の「その他の関係会社」である。

不二家は次の3つのセグメントで事業を展開する。B-Rサーティワンアイスクリームは、不二家の洋菓子事業に属する。洋菓子事業には他に、ダロワイヨジャポンや不二家神戸などの子会社が属する。

洋菓子事業
・製菓事業
・その他

日糧製パンと山崎製パン

日糧製パンは製パンの国内中堅であるが、北海道を主軸とした事業展開に強みを持つ。

日糧製パンと山崎製パンは、日糧製パンが関連会社、山崎製パンがその他の関係会社という関係である。2009年に山崎製パンと業務資本提携を締結してから、現在の関係が続いている。

日糧製パンと同様に、北海道を主軸として展開する製パンとして、2005年にフジパンと業務提携を締結したロバパンが挙げられる。また、北海道を主軸としたビジネスの成功例としては、セイコーマートがあまりに有名である。

親会社と子会社、関連会社とは

最後に「親会社」「子会社」もしくは「その他の関係会社」「関連会社」の関係を下の図に示す(数字は議決権の所有割合)。これらを全てまとめて「関係会社」と呼ぶ。

資本関係説明

基本的に、図に示す議決権の所有割合によって関係が決まることが多い。ただし、その会社の重要性や具体的な関係などを考慮する場合もあり、常に議決権の所有割合によって決まる訳ではない。

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