SCSKって何の会社? どんな会社? 事業内容と企業研究

SCSKの事業について見ていく(2022年3月時点)。

SCSKの沿革

SCSKは1969年、住商コンピューターサービス(SCS)として設立された。1992年、商号を住商情報システムに変更。

2011年、住商情報システムと親会社である住友商事により、上場会社であるCSKのTOBを実施。住商情報システムがCSKを吸収合併し、商号をSCSKと変更、現在に至る。

上場会社としてのSCSKと業種

SCSKは東証プライム市場に上場し、業種は「運輸・情報通信業」の「情報・通信業」に分類される。「情報・通信業」にはSCSKの他、次の上場会社が名を連ねる。

・日本電信電話(NTT)
・ソフトバンクグループ
・ソフトバンク
・KDDI
・エヌ・ティ・ティ・データ
・Zホールディングス
・大塚商会
・野村総合研究所 など
現在でもSCSKは住友商事の子会社である(議決権の所有割合:50.8%)。住友商事は上場会社であるため、住友商事とSCSKは親子上場となっている。

業績と従業員の給与水準

SCSKの売上高は直近10年で伸び続けている。2013年3月期には3,000億円に達しなかった売上高に対し、現在では4,000億円を超える売上高を計上する。売上高の伸びに伴って営業利益も伸びており、直近6年では10%を超える営業利益率となっている。

【 2022年 3月期 】
売上高:4,142億円
営業利益:476億円
営業利益率:11.5%

従業員の給与水準は次の通り。

従業員数:8,462人
平均年齢:43歳8ヶ月
平均年間給与:752万円

事業セグメント

SCSKはグループとして、次に示す6つのセグメントで事業を展開する。SCSKグループはSCSKの他、連結子会社23社と持分法適用関連会社3社で構成される。

・産業IT
・金融IT
・ITソリューション
・ITプラットフォーム
・ITマネジメント
・その他

※関連記事:SCSKの子会社と関連会社 一覧

2022年3月期におけるセグメント別の売上高は次の通り。産業ITが最も事業規模が大きく、全社売り上げの30%程度を占める。なお、赤字のセグメントはない。

【 セグメント別 売上高 】
・産業IT:1,358億円(32.8%)
・金融IT:565億円(13.6%)
・ITソリュ:569億円(13.7%)
・ITプラ:840億円(20.3%)
・ITマネジ:585億円(14.1%)
・その他:227億円(5.5%)

各セグメントの事業内容は次の通り。

産業IT

主に製造、通信、エネルギー、流通などの顧客に対して、基幹系システムや生産管理システム、情報系システムを提供している。また、自動車業界の顧客に対して自動車ECUのソフトウェア開発などを提供している。

SCSKの他、子会社であるベリサーブやSCSK九州などが産業ITセグメントに属する。

金融IT

主に銀行、信託、保険、証券などの顧客に対してシステムの開発から保守・運営まで提供している。

ITソリューション

自社開発のERPの他、SAPやOracle、SalesforceなどのERPについて導入から保守・運用まで提供している。

SCSKの他、子会社であるSCSKサービスウェアなどがITソリューションセグメントに属する。

ITプラットフォーム

CADやCAEを提供している。SCSKの他、子会社であるアライドエンジニアリングがITプラットフォームセグメントに属する。

ITマネジメント

データセンターである「netXDC」を展開する。SCSKの他、子会社であるSCSKシステムマネジメントなどがITマネジメントセグメントに属する。

その他

ソフトウェア開発やシステム運用管理、システム機器販売などをその他としている。

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