コニカミノルタって何の会社? どんな会社? 事業内容と企業研究

コニカミノルタの事業について見ていく(2022年3月時点)。

コニカミノルタの沿革

コニカミノルタは1873年、小西屋六兵衛店において写真と石版印刷材料の取扱いに始まる。1937年に社名を小西六とし、1943年に小西六写真工業と改称、さらに1987年にはコニカと改称した。

2003年4月、コニカは純粋持株会社に移行する。同年8月、ミノルタを買収し完全子会社として上で、コニカは社名をコニカミノルタホールディングスと変更した。なお、コニカがミノルタを子会社化する形をとったが、あくまで対等の精神による経営統合とされている。

2013年、コニカミノルタホールディングスは純粋持株会社から事業会社へ移行。コニカミノルタへ社名を変更し、現在に至る。

【 社名の変遷 】
コニカ → コニカミノルタホールディングス → コニカミノルタ

上場会社としてのコニカミノルタと業種

コニカミノルタは東証プライム市場に上場し、業種は「製造業」の「電気機器」に分類される。「電気機器」にはコニカミノルタの他、次の上場会社が名を連ねる。

・日立製作所
・ソニーグループ
・パナソニックHD
三菱電機
富士通
・キヤノン
東芝
日本電気 など

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コニカミノルタの業績

コニカミノルタの売上高は直近10年、1兆円前後で推移している。利益に関しては低迷しており、営業利益は2年連続の赤字、純利益は3年連続で赤字となっている。

【 2022年 3月期 】
売上高:9,114億円
営業利益:△223億円
純利益:△262億円

コニカミノルタの事業セグメント

コニカミノルタはグループとして、次に示す5つのセグメントで事業を展開する。コニカミノルタグループはコニカミノルタの他、連結子会社166社と持分法適用関連会社2社で構成される。

・デジタルワークプレイス事業
・プロフェッショナルプリント事業
・ヘルスケア事業
・インダストリー事業
・その他

2022年3月期におけるセグメント別の売上高は次の通り。デジタルワークプレイスが全社の半分の売上を占める。( )内はコニカミノルタの売上高に占める各セグメントの割合。

【 セグメント別 売上高 】
・ワークプレイス:4,654億円(51%)
・プリント:1,947億円(21%)
・ヘルスケア:1,099億円(12%)
・インダストリー:1,392億円(15%)
・その他(調整含む):21億円(-)

次にセグメント別の営業利益を示す。最大事業であるデジタルワークプレイス事業の他、ヘルスケア事業でも赤字を計上している。プロフェッショナルプリント事業は前年の赤字から黒字化を果たした。

【 セグメント別 営業利益 】
・ワークプレイス:△62億円
・プリント:10億円
・ヘルスケア:△203億円
・インダストリー:185億円
・その他(調整含む):△153億円

一方で、インダストリー事業は営業利益率10%を超える高収益な事業となっている。各セグメントの事業内容は次の通り。

デジタルワークプレイス事業 + プロフェッショナルプリント事業

複合機及やデジタル印刷システムやその関連消耗品の開発・製造・販売などを提供する。この2事業については、総じて同一の従業員が両事業に従事している。

生産に関する関係会社としてコニカミノルタサプライズやコニカミノルタメカトロニクスが挙げられる。また販売・サービスに関する関係会社としてコニカミノルタジャパンやキンコーズ・ジャパンが挙げられる。

ヘルスケア事業

画像診断システムの開発・製造・販売の他、医療のデジタル化などを提供する。

生産に関する関係会社としてコニカミノルタテクノプロダクトが挙げられる。また販売・サービスに関する関係会社としてコニカミノルタジャパンが挙げられる。

インダストリー事業

計測機器やディスプレイに使用される機能性フィルム等の材料・コンポーネント、画像IoT、映像関連機器の開発・製造・販売などを提供する。

生産に関する関係会社としてコニカミノルタメカトロニクスが挙げられる。また販売・サービスに関する関係会社としてコニカミノルタジャパンやコニカミノルタプラネタリウムが挙げられる。

その他

関係会社であるコニカミノルタビジネスアソシエイツやコニカミノルタエンジニアリング、コニカミノルタ情報システムが、その他に属する。

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