サイボウズの事業について見ていく(2021年12月時点)。
サイボウズの沿革
サイボウズは1997年、愛媛県松山市で設立された。事業拡大のため、1998年に大阪市に本社機能を移転。2000年に東証マザーズに上場し、さらに本社機能を東京に移す。2006年には東証一部に上場を果たした。
上場会社としてのサイボウズと業種
サイボウズは東証プライム市場に上場し、業種は「運輸・情報通信業」の「情報・通信業」に分類される。「情報・通信業」にはサイボウズの他、次の上場会社が名を連ねる。
・日本電信電話(NTT)
・ソフトバンクグループ
・ソフトバンク
・KDDI
・エヌ・ティ・ティ・データ
・Zホールディングス
・大塚商会
・野村総合研究所 など
・ソフトバンクグループ
・ソフトバンク
・KDDI
・エヌ・ティ・ティ・データ
・Zホールディングス
・大塚商会
・野村総合研究所 など
サイボウズの業績と従業員の給与水準
サイボウズの売上高は右肩上がりで増えている。2012年12月期の売上高41億円に対し、2021年12月期の売上高は185億円と5倍近く伸びている。売上高の伸びに伴い利益面での成長も遂げている。
【 2021年 12月期 】
売上高:185億円
営業利益:14億円
営業利益率:7.8%
売上高:185億円
営業利益:14億円
営業利益率:7.8%
従業員の給与水準は次の通り。
従業員数:737人
平均年齢:34.8歳
平均年間給与:611万円
平均年齢:34.8歳
平均年間給与:611万円
サイボウズの事業セグメント
サイボウズはグループとして、「ソフトウェアの開発、販売」のみの単一セグメントで事業を展開する。サイボウズグループは、サイボウズと子会社6社、関連会社2社で構成される。
主要な関係会社は次の通りで、セグメント「ソフトウェアの開発、販売」に属する。次に示す会社は全てサイボウズの完全子会社となっている。
連結子会社 | 主要な事業の内容 |
サイボウズ・ラボ株式会社 | ソフトウェア技術の研究開発 |
才望子信息技術(上海)有限公司 | ソフトウェアの開発・販売 |
Cybozu Vietnam Co., Ltd. | ソフトウェアの開発 |
Kintone Corporation | ソフトウェアの販売 |
KINTONE AUSTRALIA PTY LTD | ソフトウェアの販売 |
ザイボウズ・ラボが東京都にある他は、中国、ベトナム、米国、オーストラリアに子会社を所有している。なお米国のKintone Corporationは3.5億円の債務超過となっている。
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