同業他社へ転職するメリットとデメリット【経験者が語る】

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こんにちは、同業他社へ転職した経験者です。ここでは同業他社へ転職するメリットとデメリットをお伝えします。同業の最大手や外資系に転職を考えている方に向けた記事です。

簡単に自己紹介をすると、私はこんなサラリーマンです。

・とある国立大学の工学部卒
・メーカーでエンジニア

・29歳の時、業界4位 → 最大手へ転職

※関連記事:同業他社への転職 ~経験者が全てを語る~

同業他社へ転職するメリット

私が経験したメリットを2つご紹介します。

キャリアアップが容易

異業種へ転職する場合に比べ、収入を増やしたりより良い環境を得るための難易度が低いです。私は容易にキャリアアップを果たしました。同業他社への転職はかなりイージーだと思っています。

ここで言うキャリアアップとは、次のような転職に成功することを指しています。完全な同業他社だけではなく、顧客や元請け、業界を顧客としたコンサルなども視野に入ります。

・同業の最大手へ転職
・同業の外資系へ転職
顧客元請けへ転職
・同業を顧客とするコンサルへ転職

私の転職活動の難易度については、次の詳細記事をご覧ください。※詳細記事:同業他社は転職しやすい? 難しい?【経験者が語る】

すぐに活躍できる(即戦力)

異業種へ転職する場合に比べ、転職してから実務が出来るようになるまでの期間を短くできます。

◆ 異業種への転職の場合

同じ職種への転職であっても、新たに従事する業界や商品、サービスの知識を習得する必要があります。その職種では経験者ですが、その業界の知識は新卒1年目社員と同じレベルです。

具体的には次のような知識の習得が必要です。

・自社の商品やサービスの知識全般
・その業界のビジネスモデル
・その業界の慣習
・業界用語
・同業他社の商品やサービス

転職後に新卒1年目社員と同じ社内研修をイチから受講するという可能性もあります。私の周りには40代で転職して、20代前半の社員と同じ研修を受けてきたという方がいました。

◆ 同業他社へ転職する場合

すでに商品やサービスの知識を持っているため、新たに習得する知識が少なくて済みます。私の場合、転職してから実務が出来るようになるまでに必要だったのは次の知識です。

・社内システムの使い方
・業務フロー
・社内用語の習得
・仕事で関わる同僚の顔と名前を覚える

実務が出来るようになるまでにかかる期間は、知識の習得というより、新しい環境に慣れるための期間というイメージです。

※詳細記事:【同業他社へ転職】職場や仕事に慣れるまでの期間、どのくらい?

同業他社へ転職するデメリット

私が経験したデメリットを2つご紹介します。

年齢が近い生え抜きと比べ、社歴が短い

同業他社への転職は、社内異動に近いものがあります。業界も職種も同じなら、自分と新しい同僚のスキルにも違いがありません。つまり即戦力となれる一方で、周りと差別化を図ることが出来ません(差別化される心配もありませんが)。

自分と年齢が近い生え抜きの同僚との大きな差は、社歴です。私の経験上、この社歴の違いは次のような違いを生みますした。

・社内のキーマンを知っている
・業務フローの熟知
・若手時代の雑用経験

上の2つは社歴が長くなれば自然と身に付くものなので問題ありません。しかし最後の1つはもう経験することが出来ません。

例えば、隣の席の若手に任せている雑用がどのくらい大変なのか、私はよく分かっていません。それは私がその雑用をしたことが無いからです。私が任せている雑用は、仕事で使う備品の管理や、備品業者との連絡係などです。

これら社歴の違いは転職先の同僚と比較した時の話です。重要なのは、転職する前の自分と比べた時に、こういったデメリットをメリットが上回るかどうかです。

同期がいない

転職すると同期がいないか、生え抜きよりは少ない同期しかいない、ということになります。これがデメリットになるかは人によります。

例えば、同期がいなくても簡単に新しい同僚と仲良くなれる方がいます。会社で「友達」を作る必要はないと考えてる方も多いでしょう。そういった方にはデメリットにはなりません。

私の場合、人と仲良くなるのに少し時間がかかります。そのため「同期」という枠組みがある方が便利だと感じました。

ただしこのデメリットは同業他社への転職に限らず、転職全般に言えます。外資系など転職者が多い職場では、こういった考えを持つ方は少ないようです。

※関連記事:同業他社への転職 ~経験者が全てを語る~

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