こんにちは、同業他社へ転職した経験者です。ここでは同業他社へ転職するのは裏切りなのか、不義理なことなのかについて書きます。同業の最大手や外資系に転職を考えている方に向けた記事です。
簡単に自己紹介をすると、私はこんなサラリーマンです。
・メーカーでエンジニア
・29歳の時、業界4位 → 最大手へ転職
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普通に裏切りだと思います
あくまで同業他社への転職を経験した私の意見です。同業他社への転職は裏切りだと思います。そして不義理なことだとも思っています。
私は29歳で転職しました。20代で成長のための投資をしてもらい、いざ30代で花開くかという時に同業他社で花を開きました。人材への投資が完全にムダになったばかりか、他社の人材に投資をしていたという結果になっています。
裏切り以外の何物でもありません。
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でも別に良くない?
重要なのは裏切りだから何?ということだと思います。
憲法にあるように、私たちには職業選択の自由があります。悪いことはしていません。逆に自分の人生にとって良いことをしています。
アイリスオーヤマの例
ジェネリック家電で有名なアイリスオーヤマは大阪に家電開発拠点を設けました。アイリスオーヤマは宮城県に主要な拠点を置く会社です。
そのアイリスオーヤマが大阪を選んだ理由は、関西の大手家電メーカーの早期退職者や転職者を獲得するためと言われています。つまり同業他社への転職者の獲得は、すでに組織的に取り組まれています。
周りからどう思われるか?
自分の周りにも同業他社への転職を裏切りだと思う方はいるでしょう。私の勝手なイメージですが、ベテランの方ほど同業他社への転職を裏切りだと思うのでは?と思っています。
周りの方に裏切りだと思われるのは、少々厄介です。転職が決まり、退職することを周りに伝えてから実際に退職するまで、ある程度の期間があるからです。私の場合、この期間が数週間ありました。
周りに裏切り者だと思われながら、残った仕事の整理や引継ぎを行う数週間は長すぎます。そのため私は転職先を誰にも言いませんでした。
例外として人事には同業他社へ転職することを伝えました。これは「競業避止義務」を負っている可能性があるからです。詳細はコチラ → 【同業他社へ転職】会社に転職先を言わないでOK?【経験者が語る】
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