LIXILって何の会社? どんな会社? 事業内容と企業研究

LIXILの事業について見ていく(2022年3月時点)。

LIXILの沿革

2011年、住生活グループ傘下のトステムはINAX 、新日軽、東洋エクステリア、LIXILを吸収合併した上で商号をLIXILと変更した。2012年、住生活グループはLIXILグループに商号を変更する。LIXILは2015年、サンウエーブ工業を吸収合併した。2020年、LIXILグループがLIXILを吸収合併し商号をLIXILと変更、現在に至る。

住生活グループ→LIXILグループ→LIXIL(現在)
トステム→LIXIL→LIXILグループに吸収(消滅)
INAX → トステムに吸収(消滅)
新日軽 → トステムに吸収(消滅)
東洋エクステリア → トステムに吸収(消滅)
LIXIL → トステムに吸収(消滅)
また住生活グループは、2001年までのトステムであり、2004年までのINAXトステム・ホールディングスである。よって、時期をずらしてトステムという会社が2社、LIXILという会社が3社存在した。トステム(初代)が現在のLIXIL(3代目)であり、トステム(2代目)はLIXIL(2代目)となり現在は消滅している。

上場会社としてのLIXILと業種

LIXILは東証プライム市場に上場し、業種は「製造業」の「金属製品」に分類される。「金属製品」にはLIXILの他、次の上場会社が名を連ねる。

・東洋製罐GHD
・日本発条
・三和HD
・リンナイ
・三協立山
・SUMCO
・ジーテクト
・東プレ など

LIXILの業績と従業員の給与水準

LIXILの売上高は直近10年で1兆~2兆円の間で推移している。利益面は厳しく、直近10年で営業利益率が5%を超えたことはない。また、2016年3月期と2019年3月期に最終損失(赤字)を計上している。

【 2022年 3月期 】
売上高:1兆4,286億円
営業利益:695億円
営業利益率:4.9%

利益面での厳しさを反映し、住宅設備の最大手ながら従業員の給与は以下の水準にとどまる。

従業員数:14,352人
平均年齢:44.9歳
平均年間給与:698万円

LIXILの事業セグメント

LIXILはグループとして、次に示す4つのセグメントで事業を展開する。LIXILグループは、LIXILと子会社158社、関係会社44社で構成される。

・ウォーターテクノロジー事業
・ハウジングテクノロジー事業
・ビルディングテクノロジー事業
・住宅・サービス事業等

2022年3月期におけるセグメント別の売上高は次の通り。ウォーターテクノロジー事業が最も大きく、全体の6割を占める。またウォーターテクノロジー事業とハウジングテクノロジー事業の合計で9割を超える。

・ウォーター:8,622億円(60.4%)
・ハウジング:4,667億円(32.7%)
・ビルディング:893億円(6.3%)
・住宅・サービス:303億円(2.1%)

なお全社消去分を含むため、セグメント別の売上高の合計はLIXIL連結売上高と一致せず、割合の合計は100%とならない。

グループにおける事業区分

LIXILグループは、LIXILと子会社158社、関係会社44社で構成される。各セグメントにおける主要なグループ会社は次の通り。

ウォーターテクノロジー事業

LIXILの他、子会社であるLIXILトータルサービスやダイナワン、テムズなどが水回り設備などを手掛ける。

ハウジングテクノロジー事業

LIXILの他、子会社であるLIXILトータルサービスやGテリア、旭トステム外装などが金属製建材、木質内装建材類などを手掛ける。

ビルディングテクノロジー事業

LIXILの他、子会社であるLIXILリニューアルが金属製建材を手掛ける。

住宅・サービス事業等

子会社であるLIXIL住生活ソリューションやLIXIL住宅研究所、LIXILリアルティなどが住宅ソリューションや不動産、金融サービスなどを手掛ける。

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