クラレって何の会社? どんな会社? 事業内容と企業研究

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クラレの事業について見ていく(2021年12月時点)。クラレは1926年、倉敷絹織(けんしょく)として設立された。1949年に社名を倉敷レーヨンに変更。1970年にクラレと社名を変更し、現在に至る。

上場会社としてのクラレと業種

クラレは東証プライム市場に上場し、業種は「製造業」の「化学」に分類される。「化学」にはクラレの他、次の上場会社が名を連ねる。

・三菱ケミカルG
・住友化学
・富士フイルムHD
・旭化成
・信越化学工業
・三井化学
・昭和電工
・花王 など

クラレの業績と従業員の給与水準

クラレの売上高は近年、5,000億円~7,000億円の規模で安定して推移する。利益率は製造業としては比較的高い水準にあり、営業利益率は1桁後半~10%台で推移する。

【 2021年 12月期 】
売上収益:6,294億円
営業利益:723億円
営業利益率:11.5%

海外売上比率は72.9%で、売上の大部分は海外である。国内売上高27.1%に、欧州が23.6%、米国が18.5%と続く。

従業員の給与水準は次の通り。

従業員数:4,212人
平均年齢:41.6歳
平均年間給与:705万円

クラレの事業セグメント

クラレはグループとして、次に示す6つのセグメントで事業を展開する。クラレグループは、クラレと連結子会社76社、関連会社2社で構成される。

・ビニルアセテート
・イソプレン
・機能材料
・繊維
・トレーディング
・その他

※関連記事:クラレの子会社と関連会社 一覧

2021年12月期におけるセグメント別の売上高は次の通り。( )内はクラレの売上高に占める各セグメントの割合。ビニルアセテートが最大事業で、クラレの売上高の半分程度を占める。

【 セグメント別 売上高と割合 】
ビニルアセテート:3,047億円(48.4%)
イソプレン:619億円(9.8%)
機能材料:1,391億円(22.1%)
繊維:611億円(9.7%)
トレーディング:1,440億円(22.9%)
その他:476億円(7.6%)

なお全社調整分を含むため、売上の合計はクラレの連結売上と一致せず、割合の合計は100%とならない。各セグメントの事業内容は次の通り。

各セグメントの事業内容

◆ ビニルアセテート
ポバール樹脂、・フィルム、EVOH樹脂・フィルムなどの製造・販売を手掛ける。

◆ イソプレン
イソプレン系化学品・ファインケミカル、耐熱性ポリアミド樹脂、熱可塑性エラストマーなどの製造・販売を手掛ける。

◆ 機能材料
メタクリル樹脂や樹脂加工品、炭素材料などの製造・販売を手掛ける。

◆ 繊維
ビニロン、人工皮革の製造・販売を手掛ける。

◆ トレーディング
ポリエステル長繊維などの製品や加工品の販売を手掛ける。

◆ その他
高機能膜などの製造・販売を手掛ける。

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