皆さん、ご安全に!
「ご安全に」という挨拶は製造業や建設業、インフラ業界など現場を持つ多くの業界・企業で使われています。
朝礼での「ご安全に」
製造現場や建設現場などの現場作業に朝礼はつきものです。業界や企業によって異なりますが、朝礼の最初と最後に「ご安全に」を使うことがあります。
朝礼の最初の「ご安全に」は「おはようございます」の代わり、最後は「解散」の代わりに使われます。
朝礼の例文
例:朝礼の最初に「おはようございます」の代わりに使う場合
リーダー「ご安全に!」
一同「ご安全に!」
リーダー「それでは本日の朝礼を始めます」
例:朝礼の最後に「解散」の代わりに使う場合
一同「ご安全に!」
~解散~
朝礼の時は、誰か1人が「ご安全に」と声をかけると全員で「ご安全に」と返すことが多いです。
メールでの「ご安全に」
メールで「ご安全に」を使う場合があります。仕事でメールを使うのは間接職が多いため、朝礼ほど一般的ではないようです。メールの冒頭か文末のどちらかに「ご安全に」を使うことがあります。
メールの冒頭の「ご安全に」は「お世話になります」「お疲れ様です」の代わり、文末は「以上」「よろしくお願いします」の代わりに使われます。
メールの例文
例:メールの冒頭に「お世話になります」「お疲れ様です」の代わりに使う場合
生産技術部 ○×殿
ご安全に!
第3開発部の△○です。
~~~
例:メールの文末に「以上」「よろしくお願いします」の代わりに使う場合
~~~
ご安全に
第3開発部 △○
日常での「ご安全に」
日常的な挨拶を「ご安全に」に置き換えている業界や会社もあります。例えば出社した際の「おはよう」や帰り際の「お疲れ様」、すれ違いざまに会釈する時も「ご安全に」と言う場合があります。
日常の例文
例:出社時に「おはようございます」の代わりに使う場合
A「おはようございます、ご安全に~」
周り「ご安全に~」
例:退社時の「お疲れ様です」の代わりに使う場合
周り「ご安全に~」
~退社~
「ご安全に」の使い方は業界や会社によって違う
「ご安全に」をいつ使うかは業界や会社によって様々です。社内でも部署によって使い方が違う場合もあります。
同じ会社でも現場では「ご安全に」を日常的な挨拶として使うが、本社などオフィスでは聞いたことがないということがあります。自部門では「ご安全に」は使わないが、現場部門との会議の時のみ、冒頭で「ご安全に」と挨拶する例もあります。
仕事中に「ご安全に」は使わないが、組合活動の時だけ「ご安全に」と挨拶する例もありました。
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